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森林保全のための写真研修

報告:柴田大輔(おおた市民活動推進機構)

2日間の写真研修を実施。

1日目は、写真研修:座学と実習を、2日目は成果発表を行いました。
参加者は前回11月の受講者で継続してスキルを高めることができました。前回取り組んだアングルや画角の説明について復習したのち、より主題が引き立つ撮影の仕方を学ぶ。ポイントは自分のスマートフォンでも十分にいい写真が撮れるということ。植林活動の記録と報告に活かせるような撮り方と編集の実習、成果として複数の写真で一つの物語を構成した。
撮影実習はトリンタラ川流域の集落でおこなった。植林上でインタビューと植林作業の様子を再現してもらい撮影。どこで、どんな特徴のある場所か写真で説明できるように写す。川や自然の広がり、撮影の際に出会った住民や子どもたち、川での洗濯、かまどで料理する女性、途中降った雨、木々が生い茂る川沿いにの花、特色ある木など植林の現場を伝えることができる写真が撮れた。

写真編集 3つのグループごとに写真編集ソフトを使用して写真を選び、色調とコントラ ストを整えて完成。明るさやコントラスト、画角、距離感を考えたストーリーに沿って並べ一本の映画のような物語ができた。朝から夕方まで17時を過ぎても作業を続ける人が多かった。

発表は前日に各グループが仕上げたフォトストーリーをプロジェクターで投影し説明しながら行いました。
A 班は作業者の表情と苗木が見えやすい角度を工夫しており、B 班はおおた推進のメンバーに現場を説明するスト ーリーで人だけでなく苗木、洗濯場、橋、頭に荷物を載せて歩く人など生活の様子がわかる内容だった。C 班は手前に主題となる人や植物を入れて奥行きを作るなど風景がよく撮れていた。水源地の保全を伝える写真展を開き住民への意識かと参加を呼びかけたい構想に役立つ研修となった。

 参加者:イサベル、チャヤン・パイティン、ナイディラ・レオニダス、ジェリツァ・ペレス、ビルマ・ワシン トン、ラリサ・エスコバル、オマル・バジャドレス、ビルマ・アルアリス、エディ・チョウ、ダリア・ピネダ、 リリアン・チャコン、ラウル・マルティネス、ダシア・サモラ、ダシア、アナ・フリア、ブルースリー(計1 6名)

 

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